子供の頃の罰ゲーム
小学生の頃はボール一つで、色んなルールを決めて新しい遊びを作り出したりしますよね。
スポーツ競技並に細かいルールが出来たりもw
子供には大人と違う所が負けると罰ゲームがもれなく付いてくるということ。
友達と四人でボール遊びをしたときの話です。
もう、どういうルールでどうやって勝敗がついたかは忘れましたが、2対2のチーム制で自分達のチームが勝ちました。
罰ゲームは決めて無かったので、二人で何をするか考えました。当時は小学生の5年で早い子はそろそろ下の毛も生えてきて、銭湯や林間では、タオルで下を隠したりする年頃でした。
そこに目をつけました!よし、恥ずかしい罰ゲームにしよう!!
恐ろしい位単純で、恥ずかしい罰ゲームです。
負けた二人がズボンとパンツを自分で下ろし、自分の物を勝った僕たちに30秒見られると言う罰ゲームです。。
ものすごく嫌がってたので、これぞ罰ゲームと勝利の優越感に浸ってやろうと思いました。
そして、恥ずかしがりながら、二人が自分の物を出し、ケラケラ笑う僕たち。。
そして、30秒のカウントダウンが始まりました。
30〜、29〜、28〜、27〜。負けた二人は顔も真っ赤になり悔しがっていました。
もっと近くで見てやろうと僕たちは顔を近づけ。
26〜、25〜、24〜。。ん〜……。。ん?。。
23〜、22〜、21〜、この頃には勝った友達も感じていたかも知れませんが、最初は恥ずかしがらすのが罰ゲームだと思っていましたが、男のそこを近くでマジマジ見てるとだんだん気分が悪くなってきました。。
19〜、18〜、17〜……ん、うっ。。気持ち悪い。。
たまたま、横を大人が通り過ぎました。
そこで、ふと俯瞰して自分達の状況を考えました。
男の子二人が自分の物を出し、男の子二人がそれをマジマジ見てる。。
なんで、男の子あそこを見なあかんねん…。。
16〜、15〜。。負けた二人は慣れて来たのかもうどうにでもなれと言う感じでした。
逆に僕たちは強い吐き気と、罪悪感に襲われました。。
今となっては、見てる二人は見るのも嫌になり、早く終わってくれと思っていました。。
これ、どっちが罰ゲームやねん!!!
結局、10秒以上時間を残し、勝った僕達がギブアップしました。。
四人全員が罰ゲームやん!!
人のあそこをマジマジ見るのは、見せる側より辛い。
5年生にして学びました。教科書には載っていません。。
いい経験が出来たと当時は笑って終わりましたが、子供の発想は単純にして、時には自分を苦しめることになるのだと思いました。