2.8のジャック

おっさんの独り言

せめてアルファベット!!

今や海外は小学生から行く時代になり、英語も物心つく頃から習う時代になりました。

自分の世代でも、英語は全く駄目でも単語だけで会話したり、身振り手振りで海外旅行に行ってもギリギリなんとかなりますが、会社の先輩に絶対に英語の単語1つも話さない強者がいます。会社では営業成績トップで人間性も素晴らしく尊敬出来る先輩ですが、絶対営業成績日本一になると平のときから意気込んでたときの如く、海外では英語は絶対に使わないと言うスタンスなんてす。。

ある日、会社の研修でフランスに行った時の話です。

シャンゼリゼ通りのルイヴィトン本店に行きました。もちろんフランス語でしか向こうは話ししませんが、英語で話せば少しぐらいは伝わるんですが、先輩はそれもしないので、大阪弁でフランス人に、黒の小銭入れ探してるねんけどとバリバリの日本語で話していました。

あまりにも伝わらないのと、英語を少しも使う気もなく、身振りもないので、埒が明かないと黒人に店から追い出されていました。

一番驚いたのは、次の日の朝に、レストランて朝食を一緒に取って、部屋に帰るときに、先輩が「あっ!鍵忘れた!」と、オートロックのカードキーを部屋に置いたまま出てきてしまい、部屋に戻れなくなりました。

じゃあ、どうするか?…。。もちろんフロントに行きます。

この状況を先輩は日本語で乗り切れるのか気になり横で見ていました。

一通り日本語で説明していましたが、全く話が進まないので、単語だけですが状況を説明してあげました。
すると、部屋番号と名前を紙に書いてくれとの事で先輩に書いて貰えるように頼みました。

紙を見て、五つ星のホテルのフロントがお客さんを鼻で笑うのを初めて見ました。。

その紙を見ると、部屋番号と、フルネームをキレイに漢字で書いていました。

それが読めたら最初から日本語で話すやろ!!と思わずツッコんでいました。。

そこはせめてカタカタやろ。。

毎年、先輩とは旅行に行くので今度はどの国で珍道中を起こすのか楽しみにしてます。