2.8のジャック

おじさんの人生失敗体験談

キングコング西野さんが嫌われるのはおかしい話

今から20年近く前の話になりますが、当時、芸人をしていて、みんな吉本興業のオーディションを受けるのが当たり前の時代がありました。
自分達は学園祭や地域の祭りや商業施設のイベントで司会をしたり、漫才したりしていました。
王道を外して仕事をしていましたが、縁があり、ABCお笑いグランプリと言う大会の予選に出させて貰った事があります。
当時はキングコングが大人気で、ロザン、麒麟ブラマヨチュートリアルなど今も活躍されるコンビがたくさん出ていました。
自分たちもなんばで自主ライブをしていて30人ぐらいのファンもいて、ライブ終わりは出待ちされて、写真や握手もしていました。ある時、出待ちしているファンの所にいつも通り行くと、僕らがエレベーターから降りたら、凄い歓声が上がりました。
自分達のファンだけでなく、ライブに来たこと無い女の子とかも200人はいたと思いますが押し寄せてきました。
なんでこんなに今日は歓声がと思うと僕らの後ろにキングコングがいて、そっちにみんな歓声をあげていたようです。結局、自分達のファンもキングコングが出ていった後にあとを追っていき、誰一人として残ることなく寂しく帰った事がありました。キングコングは当時爆発的な人気でした。
そして、話は戻りますがABCお笑いグランプリの予選の時の話になります。
楽屋は全ての芸人が同じ部屋になりますが、吉本、松竹、他の事務所と言う感じで、楽屋の中でも固まる場所が決まっていました。
僕らは小さい事務所だったので、端の方で小さくなるしかありませんでした。
特に吉本興業の芸人は人気が凄かったので、ノリノリの方が多く、楽屋にネタをやってるコンビの映像が流れるんですが、こいつおもんないとか、ボロカスに言う芸人もいました。特に二人、今でもテレビに出ていますが、こんな性格悪いやつ知らんというぐらい天狗でした。。

その中で、キングコングの西野さんだけは違いました。めちゃくちゃ練習を楽屋でされていましたし、誰かの悪口も言う事なく過ごしていました。
特に嬉しかったのが、全員の芸人が舞台に上がり、開会式と閉会式のリハの時ですが、僕達はキングコングの前の番でした。
後ろにキングコングおるで〜って、緊張しましたが西野さんは自分から色々気さくに話しかけてくれました。
吉本でも松竹でもなく無名の事務所の無名のコンビに当時スターだったキングコングが話しかけるなんて想像もしませんでした。
特に当時は吉本興業の芸人は王様で他の事務所の芸人はカス扱いされる時代だったので、西野さんが隔たりなく話ししてくれることは全く当時考えられないことでした。

あれから、自分達は芸人を諦め他の仕事をしていますが、テレビで西野さんが、嫌われている芸人のククリでテレビに出たりしていると、とても辛くなります。。

天狗になってもおかしくない位の大人気であっても、天狗にならず、練習しているところを見て、もっと好かれる芸人なって欲しいと願うと共に、自分も仕事頑張ろうと活躍する西野さんを見て刺激をもらっています。